33Insanity'sVertebra
New Album Special comment
mayumi yamazaki
33と出逢ってはや10年近くが経とうとしています。初めて会ったときから、私にはない、素敵な個性を持ったのんちゃんの歌は、ものすごいレベルに到達しているのを、まず感じました。唯一無二な、ごっしーのギターサウンドと混ざり合った2人のハーモニーが、たくさんの人の心を揺らす光景が目に浮かびます。テンションコードとロックが最高に調和した楽曲たちは、洋楽、邦楽の枠を飛び越えて、33にしか表現できない世界を作りあげていると思います。ニューアルバムリリース本当におめでとうございます。コロナ禍でなかなか思い通りにいかない中ですが、音楽活動の素晴らしさ、バンドというかけがえのない存在を、あらためて感じさせてくれる作品になっていると思います。
めいっぱいの感謝と尊敬を込めて。
高津輝幸(レコーディングエンジニア)
前作に引き続き大好きな33IVと一緒にアルバムを作らせてもらった。2020年1月にRECをスタートさせたものの、コロナの煽りをもろに受け、完成したのは2021年の10月。リリースまでに実に2年以上の時間を要した大作だ。2010年代のロックバンド総EDM化にそろそろ世界中が飽き始め、「やっぱりロックは生音をどんだけカッコよく鳴らすかだよな」という流れが少しずつ見えてきた2020年にベーシックリズムをレコーディング。その頃よりも生音を鳴らすバンドが増えてきたことにより、時代によりフィットしたバンドサウンドが表現できていると思う。全てのレコーディングとミックスを、高崎にあるTAGO STUDIO にて行えたのも、骨太なロックサウンドを作り出す原動力になったと感じている。今作では、必要最低限の音数で、33の音楽を伝えることにこだわった。ごっしーの圧倒的なギターサウンド、のんの歌詞の世界観からインスピレーションを受けたギミックなども含め、聞き所満載のロックアルバム!!リリースおめでとう!!33IVのさらなる躍進を願っています!!!
Kyoko(500.000.000YEN)
強烈な個性と刺さる歌声の持ち主NOZOMIちゃん。時にスマートに時にエモーショナルに時にポップに変幻自在。これが33 Insanity's Vertebra。
この作品を聴いて正直妬けました。
その分このアルバムったら大がつくほど好きです。
竹内真央(NOVELS)
カッケェ!
古き良きオルタナティブ、ガレージロックサウンドスタイルが破裂しながらも、
トータルして聴くと何か新しいことに手を伸ばしている曲達だと気付かされる。
圧倒的な闇の中に時折り愛おしささえ感じるキャッチーなメロディと美しいコーラスライン。
ごちゃごちゃせずに気持ちがいい程シンプルな一曲一曲の歌詞は凝縮して洗練され、切れ味鋭く達観したメッセージとして全て生々しく刺さる。
このアルバムで33というバンドの現在や、どのような未来にこの先向かうか正確にイメージできる一枚。
バラードでさえ3:30を切るその潔さに痺れた。(写真中央)
Hisayo(tokyo pinsalocks / a flood of circle)
うわ、気持ち良い音!スカッとした!
NOZOMIちゃんの声の力強さ。言葉が突き刺すように入ってくる。
研ぎ澄まされていってる精神性をヒシヒシと感じます。
学生の頃にこれを聴いてたら、コピーバンド始めてたね。
(写真左)
佐々木亮介(a flood of circle)
何度も聴いたよ。
33の新しい音楽は真面目だ
いかに自分でい続けるかということについて真面目だ。
それって誰かにどう合わせるかを真面目に考えるより幾億倍も真面目だ。
だから中途半端な前向き風のメロディや言葉は一つも現れない。
イライラしたままの不思議な呪文のような歌が、
でも何故か俺を前向きにさせちゃう。
やば〜
(写真中央)
古川貴之(THE PINBALLS)
感想、一
水銀を飲み干したらこんな感じがするのかな?って
想像しながら聴いていた
柔らかくて金属の重さがあって毒のように背徳的でしかも美しい
これで死んでしまうかもしれない
感想、ニ
33Insanity'sVertebraの音がまとっている力
未知の生物の鳴き声を想像する
もしも宇宙のどこかの惑星にシリコンとか
俺たち人間とはまったく違うシステムの生命がいたら
そしてその惑星にも 地下へと続く階段があって
扉をあけると音楽が演奏されているのかもしれない
想像もしなかった異形の姿の歌姫と音楽家たち
地球にはない金属の響きをイメージする
イシハラマイ(ライター)
ポストモーテムフォトグラフィー。
この耳慣れない言葉は、ヴィクトリア朝時代のヨーロッパで流行した「死体写真」を指す。
遺族たちが故人の安らな死に姿を写真に収めることで、その悲しみを癒やのだという。
当時は現代よりも死が身近であったため、このような文化が根付いていたようだ。
しかし今、私たちの生活に再び死の気配が忍び寄っている。そこで否応なしに考えるのが、自分の人生、そして死だろう。今作でNOZOMIは、その命題に真正面から向き合った。
「体たらくな自分は死ね」(「彼女の併存」)、「真っ当に死ぬために生きるから」(「マルローは言っていた」)と、彼女は強く歌う。
なぜ、ここまでストイックに突き詰めるのか。それは、いつか訪れる最期の時を悔いなく迎えるためだろう。だからこそ、自分を鼓舞する一方で、自分の素直な気持ちや価値観も否定せず愛して守り抜く。
彼らが貫く唯一無二のアヴァンギャルドでゴージャスなロックンロールがそうであるように、自らの心に決めた生き様を全うする。それが何より気高く美しいのだと、迷いや雑念を完璧な所作で蹴り飛ばしてゆく。
恭しい轟音と、嘶くヴィンテージギター。そして圧倒的生命力を誇るヴォーカルに、33個の脊椎がひとつ残らずゾクゾクする。
Lucy(LAZYgunsBRISKY ボーカル)
10年前にゴッシーがすごいボーカリストを見つけたって言って紹介してくれた女の子。
私は神様がのんちゃんに与えた全てを羨ましく思っていたのに、彼女は絶対に満足しなくて、それらを磨き続けるひたむきさ、何年たっても変わらない真っ直ぐで気高い精神が、人間らしさが愛しくて仕方がない。
ライオンみたいに豪傑でいて、うさぎほどに繊細、なんでも人一倍のその全て。
私なら負けてしまいそうな、ゴッシーの笑えるくらいのギターテクニックと主張の強いこだわりも、絶対必要不可欠。
ドロドロになって飲み込まれそうなのに、この聴き終えた後の爽快感ったら!
高校時代に出会っていたら確実にグルーピーになっていたバンド。そしてこれはきっとそのきっかけになるアルバム。
かっこいいが正解、それをいつも教えてくれる。
待ちくたびれたよ!無敵のフルアルバムリリース、ありがとう!おめでとう!
AZU (LAZYgunsBRISKY ベース)
のんちゃん、ごっしー!
アルバムリリースおめでとう!!
オルタナポップ極めててすごく好き!
ごっしーの緻密なコードワークにのんちゃんのカラッとした声がすごくマッチしてるところが魅力的。
どの曲も歌詞尖りきってるのに、キャッチーなメロディが猫かぶって結果ずくずく刺してくる。
ライブで1発でやられたM4がやっぱり大好きです。で、dnaが耳から離れません。
表題曲色々とよく出来すぎ。
ライブも楽しみですー!!
Moe (LAZYgunsBRISKY ドラムス)
めっちゃいいな!!めっちゃいい!!
出掛ける準備で化粧しながら取り敢えず聴いてたんだけど途中で跳ねるわ歌うわしてたら化粧濃くなってしまったんだけどどうしてくれんの
聴いた直後にのぞぴよに送ったメッセージを、
そのままコメントにさせていただきます!
すてきなアルバムありがとう。
TarO(GoodMoon)
なんかナイフみたく尖りまくったボーカルとギターに終始切り裂かれまくる感覚がたまらないと思った!笑
ギターリフとか所々聞こえてくる単語も好き、DNA DNA〜〜とか
とにかくマジでカッコええ!!
ライブ行きたくなる度Maxなアルバムです
研井文陽(The cold tommy/COLDRIVE)
全部聴き終えた時に
のぞみさんがそこにいたかのような気持ちになりました。
丁寧に紡がれた怒りと
瞬間の熱が
言葉に落とし込まれてて
完全にのぞみさんの形を形作っていました。
改めてすごい人だと思いました。
「詰まる排水口みたいな人間達の塊!!」
↑
ここで思わずガッツポーズが出ちゃいました!
ほんと最高の音楽!
聴かせてくれてありがとうございます!
(写真中央)
榊原ありさ(The cold tommy/COLDRIVE)
私はその人の身体から出るそのままの表現が好きです。
のぞみさんの声は力強くて、自由で、あどけない少年のような心が溢れてて好きです。
彼女を身体中で感じる最高のアルバムです。
(写真右)
松原一樹 (The cold tommy/COLDRIVE)
入り乱れる男性性と女性性は、生と死の間を繋ぐだけの記号的意味合いでしかなくて、
生き方と死に方そのものの意味を探し、そしてその先に希望を見出す。
そんな摩訶不思議な活力に溢れた快作。
激しく且つ丁寧で、ダーティでいてゴージャス、攻め攻め 所により 超POP。
そんな一曲、一曲にしっかりと感じられる質量。それを片手に、
抜けてく魂はきっと12グラム増し。それが33のスタートライン、
なのかも知れませんので、”聴いてから死すべき” 生前必聴盤。
(写真左)